解説、なぜ運動することで中性脂肪が減るの?

中性脂肪が高いと言われると、最初に思いつくのが「油もの食べ過ぎかな?最近運動不足だしな。」など、食事と運動ではないでしょうか。
しかし、運動すると体の中でどうなることで中性脂肪が減るの?と思ったので、まとめてみました。

まず、中性脂肪の値が高いまま放置したらどうなるのでしょうか?
元々、中性脂肪は身体を動かすエネルギーであり、体温の調節や臓器の保護のためにある程度は蓄えとして必要なのです。しかし多くなり過ぎるのが問題、内臓脂肪として溜まってしまいます。
内臓脂肪がつくと血液中の中性脂肪の再合成を促すため、中性脂肪がさらに増え、結果また内臓脂肪が増えるといった悪循環がうまれてしまいます。
そうやって増えていった脂肪は血液をドロドロとした状態にします。
ドロドロの血液になると流れがゆっくりとなり、血管にくっつきやすくなることで起きるのが動脈硬化です。心臓や脳などで動脈硬化が起きると大変なことになるのは、想像がつきますね。

中性脂肪を減らすためには内臓脂肪を減らすことが必要なのはお分かりだと思いますが、内臓脂肪はどうやったら減るのでしょうか?
答えは簡単、摂取カロリーより消費カロリーが多いことで減っていきます。
そのために摂取カロリーの代表である食事の制限と、消費カロリーの代表である運動が必要なのですね。また、運動によって善玉コレステロールを増えると末梢の細胞や血液の脂質の運搬が助けられ、中性脂肪の増加を防ぐことができます。

でも、どれくらい運動したらよいのでしょうか?
厚生労働省がだす情報サイト「e-ヘルスネット」によると、「最大酸素摂取量の50%程度、中等度「ややきつい」と感じる程度であり、心拍数が安静時の1.5倍程度(100-120拍/分)の運動強度」を「運動はできれば毎日、1日30-60分間、あるいは1週間で合計180分以上」行うことをすすめています。
脂肪を減らすためにはウォーキングや水泳などの有酸素運動がいいと言われますよね。
有酸素運動は名前の通り、運動するためのエネルギーとして酸素とブドウ糖の分解を行い、ブドウ糖を使い終わると身体のなかの脂肪をエネルギーとして使うことから、中性脂肪を下げるのに効果があります。運動開始から約20分から中性脂肪が燃焼され、30分から体脂肪が燃焼されるため、30分程度を続けて行うのが良さそうですね。

また、最近は筋トレなどの無酸素運動も注目されています。
無酸素運動は運動そのもので脂肪を燃焼させるわけではないですが、トレーニングなどで筋肉をつけることによって基礎代謝をあげ、一日での消費カロリーを増やすことが期待できます。
特に無酸素運動を先に行うことで成長ホルモンが分泌され、成長ホルモンによって脂肪の燃焼が促進されることから、運動をするときは無酸素運動を先に行ってから有酸素運動をすることがおすすめです。

これで運動が中性脂肪を減らすのに効果があるのはわかりました。
しかしわかっていても、なかなか運動をするのは難しいものです。
大丈夫、運動と思うから難しいのです。
例えば20回程度スクワットをしてからショッピングに行く、自宅で腕立て伏せをしてから一駅分歩いて出勤などでもいい運動です。

少しの心がけと習慣次第で中性脂肪は減らすことができるため、運動の継続が鍵となりそうですね。

関連記事

関連記事がありません。